氷が解けたら (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
ヘレン・アンドリューズは二十四歳の有能な秘書。二十歳の時突然両親を交通事故でなくしてからは悲劇続きだった。暴力を振るうようになった夫との惨めな結婚生活と離婚、娘の誕生。そして、やっと立ち直り、一家の柱として、マクリーン・インターナショナルのイギリス支社で、物わかりのいい気楽なボスのもと、きびきびと元気に働いている。だが、人事異動で、急に支社長が交代になるという。マクリーン家の御曹子、冷酷で突き刺すような鋭い目の持ち主、ロス・マクリーンが、ニューヨークから来てあとを引き継ぐのだ。どうしたら、この新しいボスとうまくやっていけるかしら。
夢がかなう日 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
雇い主と喧嘩して仕事をやめたばかりのシェフ、ダニーは、間近に迫ったクリスマスを思って憂鬱になった。家族が集まり、また私をけなすのだ―落ちこぼれのダニーと。特にあの完全無欠の姉ニコルが無職の私を何というか…。暇になったダニーは、足首を挫いた掃除婦ミセス・Bの代わりにマックファーレン家の掃除に向かった。そこで彼女は、完璧な男性キャメロンに迎えられる。端整な顔立ち、男らしい体つき、名声、富。彼をクリスマスに家に連れて帰れたら…。ダニーは考えた。私もついに家族に認めてもらえるかもしれない。ダニーは得意の料理で彼を懐柔する作戦に出た。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ダーシー,エマ
フランス語と英語の教師を経て、結婚後、コンピューター・プログラマーに転職。現在はオーストラリアのニューサウスウェールズにあるカントリーハウスに住む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
長い冬 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
ブーゲンビリアが咲くホテルの籐椅子に一人の女が腰をおろして海をみつめている。ここはカリブ海に浮かぶ小島、セント・ジョンズ島。オータムはこの島のホテルでオーナーの秘書をしていた。すべての過去を捨てイギリスから南国の楽園に来たというのに凍ったままのオータムの心は、熱い日ざしにもとけようとしない。だがある男の出現でオータムは激しく動揺していた。その男、ヨーク・レインは、オータムの夫…。ハリケーンにやられた島の再建に、出資を申し出たという。交換条件は妻をつれ戻すこと。イギリスはこれから長い冬が始まる。
二重生活 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
今日はリア・マソンの三十歳の誕生日だ。鏡の前に座って、しわの出始めた顔をしみじみと眺めながら、彼女は思いにふけった―ルイスの求婚を受ければ確かに平穏な生活は送れるだろう。でも、もう一度身を焦がすような恋をしたい。そのひそかな夢も諦めなければならないのだろうか…?リアには六歳になる双子の息子がいる。この三年間、リアは子供たちのために二つの生活を送ってきた。毎朝、マダム・マソンから、ミス・ダンカンに変身するのだ。ミス・ダンカンはジェイムズ・エベレットの有能な秘書だった。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ネーピア,スーザン
バレンタインデー生まれ。生まれながらのロマンス小説家と言える。ニュージーランド、オークランドでジャーナリストとして出発。ハンサムな上司と結婚したのち小説の執筆を始める。現在は永遠のヒーローである夫と未来のヒーローである二人の息子、二匹の猫、コンピューターと暮らす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
別れても愛しくて (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
「ジェシカは本当にぼくの娘なんだね?」二十年ぶりに別れた夫ルイスと再会し、レイシーは動揺した。娘のジェシカが大学に入学して家を離れ、以来レイシーは夜ごとルイスの夢に悩まされてきた。十八歳のときに彼との短い結婚生活に終止符を打ち、それ以後まったく顔を合わせていないにもかかわらず、夢は、あの遠い昔の情熱的な日々を生々しく再現する。ルイスは妻が妊娠していることを知らないまま、離婚を言い渡した。すると、彼は娘を奪いに来たのだろうか?いいえ、そんなことではないらしい。レイシーはそう直感した。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ジョーダン,ペニー
イギリスの作家。結婚後もしばらく大手銀行で働いていたが、現在は執筆に専念。イングランド北西部チェシャーに夫とともに暮らしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
雨の中のキス (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
タマラは十六歳でモデルになり、二十三の時ブティックを始めた。町一番のセンスを誇る店として評判も上々、売り上げも順調だった。ところがある日、ショッピング街が買収され、店の存続が危うくなる。買収したジェイソン・タイサクを出し抜く方法はないかしら?タマラは意を決してタイサク社のオフィスに乗り込んだ。ジェイソン・タイサクは想像とはまるで違っていた―ハンサムな顔、強靱な体、野性的できわめて危険なタイプの男。口論のすえ、タマラは彼に宣戦布告をして帰途に就く。数日後、作戦どおり、新聞にタイサク社を非難する記事が載った。そしてタマラは、ジェイソンからキスという報復を受けることに…。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ウィルソン,パトリシア
ずっとヨークシャーで暮らしていたが、子供たちが成長すると教職をなげうって夫とともにスペインへ長い旅に出た。この体験が小説を書くうえで彼女に大きな刺激を与えた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
嘘は恋の始まり (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
“警察では昨夜起きた当て逃げの犯人の捜索を…”モーネイはラジオのニュースを耳にして凍りついた。義兄が起こした事故のことを言っている!運転を任せるんじゃなかった、と後悔しても遅すぎる。助手席から、車の前に現れた男性の姿がはっきりと見えた―長身で黒っぽい髪、貴族的な顔立ちの人だった。ところが、被害者ブラッド・ケンドリックのほうもこちらの顔をしっかりと見ていたのだ。そうとは知らず、入院中の彼の病室に迷いこんだモーネイは彼に脅されて、怪我が治るまでの間、付き添いをすることになった。
内容(「MARC」データベースより)
「警察では昨夜起きた当て逃げの犯人の捜索を…」 モーネイはラジオのニュースを耳にして凍りついた。義兄が起こした事故のことを言っている! 運転を任せるんじゃなかった、と後悔しても遅すぎる…。
琥珀色のルーシー (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
「ルーシー、助けて!マッツァルディの手から私を救って!」。三週間前、冒険と職を求めてイタリアへ旅立った妹のセリーナから、切羽詰まった声で電話がかかってきた。もともとセリーナは向こう見ずでよくトラブルを起こすタイプだが、今回はいつもと様子が違う。雇主に借りたお金が返せなくてひどい目にあわされそうだという。セリーナの身に何事か起こったら大変だわ。ルーシーは経営する小さな老人ホームを代理の人に任せて、あわただしくイタリアに飛んだ。まだ見ぬ男への激しい憎悪と一抹の不安を胸に抱えて…。
恋するボディガード (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
ジュリアはモデル業に疑問を覚えてボディガードに転職した。だが、女性であるがゆえにその仕事にも限りがある。それがある日、思いがけない依頼を受けた。命を狙われているエンジニアリング2000の社長の護衛だ。警察が脅迫犯人を突き止めるまで、個人秘書になりすまして、24四時間勤務で社長には内緒の警護をすることになった。「マタ・ハリはなんの問題もなくやってのけたんだ。きみにできないはずはない」上司のマレーも信頼してくれている。仕事は明日から始まる。それにしても、社長のリース・デントンとはどんな人物なのだろうか。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
レイ,ロバータ
結婚して一人の子供がいるが、雑誌、子供向けの本、テレビ・フィルムなどさまざまな分野で活躍、国際的な評価を得ている。ロマンティックな小説を書くのは何より好きなので、寸暇を惜しんでハーレクインのために作品を発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
偽りの結婚指輪 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
夜間のフランス語のクラスから帰る途中、ハナはクラスの男に迫られ、走っている車から飛びおりて、ようやく家に逃げ帰った。夫のイーサンも、ハナのひどい格好を見て、顔色を変える。もともとハナは、弁護士であるイーサンの屋敷の子守りだった。子供たちの母親キャサリンは数年前に落馬事故で世を去っていて、愛情に飢えた子供たちが献身的なハナに心を開くのを見たイーサンが、わが子のために形だけの結婚を申しこんだのだ。彼の提案は、イーサンをひそかに恋していたハナにはショックだった。しかし子供たちのことを思い、ハナは結婚の同意書にサインをした。彼の気持ちは、亡き妻の思い出とともにあるんだわ。フランス語の勉強も、愛情のない結婚生活の中で自分を救うため…。だがこの事件以後、ハナを見るイーサンの目に変化が表れた。
内容(「MARC」データベースより)
夜間のフランス語のクラスから帰る途中、ハナはクラスの男に迫られ、走っている車から飛びおり、家に逃げ帰る。わが子のために形だけの結婚をした夫のイーサンだったが、この事件以来ハナを見るイーサンの目に変化が表れた…。